よくわかる権利擁護と成年後見制度 (やわらかアカデミズム・“わかる”シリーズ)
- 作者: 永田祐,堀善昭,生田一朗,松宮良典
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2016/04/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
┣■ちょっと込み入った状況下になるわけだけれど、“大人の『親権』”とでも言うか、最近よく耳にするようになった高齢者(主に独り身)の権利に関する問題・制度です。高齢者の『介護問題』が毎月のように特集される時代となったわけですが、誰も知り合いがいない・見てくれない高齢者の権利(資産・お世話)をどうするか。各自治体が抱える一番厄介な事象なのは間違いないところでしょう。最大都市【東京都】【23区内】【23区外】の致命傷となる大問題だと私などは見ています。実際に独り身でいる私が言うのですから間違いない!(爆)
┣■もはやこの問題は「孤独老人→自治体」だけの問題ではなくて、「孤独老人→自治会→自治体」にすべきなのだろうと、マンション住まいを始めた私などは痛切します。既に自治体で直接「孤独老人」の面倒を見ていたりするわけですが、先日NHKで放送された『漂流老人』では、たった一人に複数人の職員が対応していました。これではいくら何でも早々と制度が破綻するのは目に見えています。(苦)
┗■『農水産問題』(平均年齢60歳超え)も同様、いつまでも先送りさせている場合ではありません。勇気ある「線引き」を誰かがしないといけません。そしてそれに備える努力を一人一人がしていく社会を築いていきたいものです。(願)