コンビニ難民 - 小売店から「ライフライン」へ (中公新書ラクレ)
- 作者: 竹本遼太
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/03/09
- メディア: 新書
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┣■『買い物難民』の派生系と言えばいいのかな? 「【コンビニ】は全国共通したインフラだから」といった節が覗えるけど、【コンビニ業界】も立ち寄らない・山の中にある村では自分達で出資して【ミニスーパー】を共同経営していたりするからね。
┣■「【コンビニ】が無い=死活問題=移動手段の乏しい老人はヤバイ!」というわけでもないはずで「自給自足率」がそこそこ高い地方も多いと思うんですよね。野菜などご近所同士で「物々交換」し合ったりもしていますし。このテーマは自給自足率が限り無くゼロに近い・都市部に絞った方が良かったと思います。却って薄味になっちゃてる。
┣■図表がやたらと多い統計本。多すぎると却って頭が混乱すると思う次第。まあ豊富なデータに魅せられて私などは手に取ったわけだけど、DB大好きな私でもちょっとこれは多すぎた。「ページは稼げる」のだろうけどね。(苦笑)
┗■奇しくも【セブン&アイHD】のカリスマ経営者が引退し、老人よりもここの「【コンビニ】は危ない」といった店舗寿命予想の方が面白かったかもしれません。(苦笑) それなら投資家も気になって本を買うんじゃないでしょうか?(笑)