- 作者: ヨアヒムラートカウ,ロータルハーン,Joachim Radkau,Lothar Hahn,山縣光晶,長谷川純,小澤彩羽
- 出版社/メーカー: 築地書館
- 発売日: 2015/10/24
- メディア: 単行本
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┣■まさに「原子力と人間との歴史」が理路整然と語られており、恥ずかしながらこれほどのものを、この【日本】で書けるか?という恥ずかしい・情けない思いに駆られてしまいました。何かと模範に挙げられる【ドイツ】ですが、我々は永遠に彼らに勝てない・信念のない模倣犯に過ぎないのかもしれません。(悲) 『原子力』をどのように扱い、そして諦めざるを得なかったのか。濃厚な本ですが是非とも一読して欲しいです!
┣■責任の所在、誰が行い、どのような経緯に至ったのか。この至極当たり前の事を彼ら欧米人は出来ています。近代日本人は“曖昧”という都合の良い言葉を“生死に関わる環境破壊行為”にすら適用しようとしています。これはお隣【中国】【韓国】でも見受けられるところがあり、極東アジアの質の問題なのかもしれませんね。>お猿。(爆)
┗■【柏崎刈羽原発】のシステム開発に、下請け業者として会社の先輩方が参画したことがありましたが、その際に入念な身元調査がなされました(「私は入れてもらえない」と言われた。(苦笑))。関係者資料はきちんと保持されているんです。それを惨事が起こった際に公開しようとしないのです。極内部で検証はしているのでしょうが、それでは都合の悪い部分は確実に隠蔽されます。「リーク」をもっと寛容に受け入れる度量すらこの国には見受けられません。所詮は“後処理のできないお猿”なのでしょうか?(悲)