┣■正直今の【TV業界】は「スクープねた」でしか視聴者の興味を引けない、週刊誌・タブロイド紙的な地位まで落ち込んでいるとTV番組などをメモ・チェックしている感じるのですが、メディア報道の“最後の砦”と言える【新聞業界】の内情を非常に分かりやすく・噛み砕いて解説されています。問題提起も多分に加味されているので読んでいて飽きず、面白かったです。(笑)
┣■第③部『ジャーナリズムの創造』が増補された部分です。今や主流となった「ネット社会との融合」を経営的に生き残るために試みているわけですが、「速い・簡便」だというよりも「安さ」が強く求められているようで、景気後退・時勢によるものが一番の衰退理由と言えるのかもしれません。(悲)
┣■紙媒体は部数が減れば「記事」を、頁数を削らざるを得なくなります。内容が薄っぺらくなれば読者はすぐに離れていく、とてもシビアな世界です。生き残るのは「団体新聞」的な物しかなくなってしまうのでしょうかね?
┗■無秩序・ほぼ無法地帯の【インターネット】を無難に使いこなすためには、高いスキルが必要です。用意周到・巧みな「詐欺」が横行する世界でもあります。既存媒体によって実は守られていたことにどれだけの人が気付いているでしょうか。騙され続けていた部分もないわけじゃないけど。(苦笑)