白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 3/22 号 世界の教育 学力の育て方/国際情勢入門 第3回東南アジア編

 

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 3/22 号 [世界の教育 学力の育て方]

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 3/22 号 [世界の教育 学力の育て方]

 

┣■「ペルーの大統領選」も米国並みに混乱しているという気になる記事が。隣国のボリビアなどでは原住民勢力が首領の優遇政策のおかげで豊かとなり、発言力を強めているとの報道も目にしたけれど、南米大陸は大きなうねりの真っ只中のようです。心配ですね・・・ 。

┣■「押し寄せる難民問題でオーストラリアが人権問題を問われている?」。同じ海に囲まれた日本ではあまり移民問題を耳にしないのは「報道規制が働いているから?」or「英語圏外、円安で魅力が無いから?」 どっちも当てはまりそうですね・・・ 。

┣■「台湾でジカ熱が流行する?」と危惧する記事。戦中は感染症の防疫に、占領国・日本はだいぶ苦労したって話を聞きます。温かい土地柄・観光地から発生は避けられないところ。流行しないようにするのは本当に難しそうですよね。ブラジルではアレからピタッと報道が止まりましたけど、大規模デモなどもあり、流行が治まっているとは思えないんだよなぁ。(苦)

┣■今号の特集『世界の教育 学力の育て方』はなかなか充実した内容・広範囲を捉えています。これはいいですね。中身はザックリとですが、世界の教育情勢がまさに伺い知れます。でも結局のところ「どれが正解」とかってないんですよね。自分がやりたいことは何か。そしてそれを学ぶ術をきちんと理解しているか/いないかが大事であって、多少の時間差は許容範囲内だと私は思います。お金持ちとの学力の差は、その学び方をお金を余分に払って容易に手にしているだけです。お金持ちでおバカさんは本当にマズイ輩だと思いますね。(苦笑)

┣■前号は肩すかしを喰らった国際情勢入門ですが、東南アジア編は同じ黄色人種ゆえか気になりますね。「知っておきたい国別&トピックス」は常に把握しておきたいものです。

┣■とても気になる記事『人糞肥料で生殖機能に異常?』人糞肥料で育った羊の胎児の繁殖能力が落ちているという。原因は下水汚泥に含まれる化学物質が浄化されずに残留しちゃっているかららしいが・・・ 。どこの国かは明らかにされていないが大学は英国でした。「またイギリスかよ」と正直私は思いましたけどね・・・ 。

┗■巻末で「忘れられたパニック“狂牛病”騒動という教訓」が掲載されています。牛の脳がスポンジ状に。感染した牛を食べた人間にも同じ症状が現れたと、ここ日本でも大騒動になりました。「涙の牛丼販売休止」と大きく報道されましたけど、案外、被害状況はザックリしたものだったような・・・ これもパニックを恐れてのこと? 日本では正確な情報は自分で様々な媒体を駆使して仕入れるしかないのかもしれません。ネット上で簡単に仕入れられる? いやいや、人工知能が悪意ある情報を学ばせられ、受け答えが正常でなくなるような世界ですからね。このネット空間の情報を鵜呑みにしていると騙されたままで人生の終焉を突然迎えるかもしれませんよ。紙媒体も読みましょう。(苦笑)

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