白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

自力と他力

 

自力と他力 (ちくま文庫)

自力と他力 (ちくま文庫)

 

┣■目次を見ればお分かりのように、細かいエッセイ集となっています。全40話ですか。所々で写真や自著の紹介をされており、電車内で読むには都合の良い、いかにも文庫らしい作りをしていました。

┣■日本の『仏教』に関して難しくならないように著者の言葉で優しく語らえていますね。そういう意味では好き/嫌いがハッキリと分かれるかもしれません。昨年2015年のNHK番組の中で「これから成長を期待するのは酷だ」「自分達は経済的には恵まれた」などと発言していましたけれど、世代間ギャップは存在するかもしれませんね。(苦笑)

┗■そういう意味では今の若い世代はお金の掛かる『仏教』よりも『神道』へと改宗するかもしれません。毎月仏壇に坊さんを呼んで拝んでもらう必要もないしね。(笑) そういう意味では鎌倉時代に分派した『仏教』も、今のお布施に煩い『新興宗教』らと大して変わりないのかもしれません。(苦笑) *失敬* 

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