┣■「書評が高かった」ので手に取ってみました。6章に分けて今や「分断の危機」にある【EU】【ユーロ圏】に対して論じているのですが、学校の教科書みたいで、分かりやすく書かれているんだけれども、自分でノートにまとめて整理しないといけないような紙面作りになっています。パラパラとめくって気になる見出し・語彙から入るタイプの私にとっては少々扱いづらい本ですかね。(苦笑)
┣■自分は既に雑誌やTVなどで『欧州問題』に関しては触れている方だと自負しているので、見掛けたような提言が多かったですね。まっ後日ジックリと調べていくつもりですが・・・
┗■現代人の多くは日々「時間に追われて」います。紙媒体の売り上げが大きく下回っていく流れの中で、このように出し惜しみするような文面を繕うのではなく、より短い時間で把握できる・後から読み返したくなるような編集を期待したいものです。今、大きく揺れ動いているヨーロッパの抱える課題をよく指摘されているだけに、そこだけが残念です。