白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

週刊エコノミスト 2016年 1/5 号 世界経済 総予測 2016/「スーチー大統領」の可能性も浮上/有機ELのアイフォーンで業界異変

 

エコノミスト 2016年 1/5 号 [雑誌]

エコノミスト 2016年 1/5 号 [雑誌]

 

┣■今年最後の特集は『世界経済』総予測2016。前号は『日本経済』でしたが、去年も同じパターンだったかな?、確か。やっぱりウジウジしている日本よりは世界の話の方が数倍面白いですね。(笑)

┣■第1部『米中激突の時代』は毎号のように取り上げられている両国なので、それほど目新しい話はなかったです。地図で『TPP』圏と『一帯一路』圏が一緒に掲載されていたのですが、地政学的にも「人口増で成長が期待できる:東南アジア経済圏」は後者に分類されそうな勢いを感じますね。結局日本にとって『TPP』はアメリカの属領・第51番目の州入りのイメージが拭えませんね。(苦笑) 中国は経済“低迷”というよりは経済“混沌”しているわけで、秩序などを立て直らせられるかどうかがポイントなどだとやはり思うなぁ。公害にしろヤミ金融にしろ、それがハンパないんだけど。(苦笑) 逆にこれだけ事が大きいと“やらざるを得ない”から、どう転ぶにしろやるしかないんだよね。まあいろんな意味で米中共に注目されるべき国なのだと思いますね。

┣■第2部『混迷する欧州』は小ぶりネタ。日本と同じで主導権を握れていないです。

┣■第3部『新興・資源国ショック』は「原油安」を中心として内情を深掘りしており、なかなか面白いです。改めて新興国通貨の振れ幅を検討すると・・・ (苦笑) そして現状の『世界の原発市場』が語られており、よく分かりました。これは是非とも多くの方に読んで知っておいて欲しいですね。

┣■「スーチー大統領」と「有機ELiPhone」は小ぶり。どうでもいいような、私には興味の低い話でした。

┗■今春からブログでアフィリエイトを始めましたが、本誌はこれまで1冊も購読されていません。ホント、人気無いですねー。論文基調で内容も濃くて面白いんですけどね。グループで1冊買って「コピー・回し読み」されているのでしょうか ?? (爆) 読者サービス・配送業者の変更を1日も早く叶えてくれることを期待して、今年2015年の本誌は締めくくりたいと思います。(^^ゞ

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