白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

写真で見る太平洋戦争 1 真珠湾からガダルカナルへ

 

写真で見る太平洋戦争〈1〉真珠湾からガダルカナルへ

写真で見る太平洋戦争〈1〉真珠湾からガダルカナルへ

 

┣■先に(3)を読み、その新鮮な?掲載写真に圧倒されて慌ててコンプリートしたわけですが、この(1)も期待以上のもの凄い迫力ある写真でした。まだこれだけのものが公開されずにあったのかと、どれだけ写真記録は存在するのだろうかと思ってしまいましたね。【山川出版社】恐るべし。(笑)

┣■各大戦自体は有名なものばかりなので説明は避けますが、そこへこれだけ現場に近い写真が紹介されると状況がより伝わってきます。まさに「時を超えて」という感じです。「こんな卑屈な態度を取らされたら根に持っているかもしれないね。>欧米人」などと思ってしまったのは私だけでしょうか?(苦笑)

┗■山本五十六の最期の場面・情勢を写真でこれだけ見たのは私は初めてです。(3)で遺骨が東京へと運ばれた来た写真も公開されているのですが、日本でもきちんと記録として残していたというわけですね。なぜこれまで公開されてこなかったのでしょうか? 今年は戦後70年目ですが、アメリカは50年で全てを公開し、日本は70年経ったら徐々に公開していく? 人間の寿命と関係しているのでしょうかね? 「死者に罪は無し」というか、死んだら罪を背負わせられないしね。そう考えると姑息だ。(苦笑)

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