白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

ジェトロセンサー 2015年 10月号 トルコ新時代 欧・亜・中東への架橋/米国の環境政策総決算 オバマ政権のレガシー作り

 

ジェトロセンサー 2015年 10月号 [雑誌]

ジェトロセンサー 2015年 10月号 [雑誌]

 

 

┣■その地理的優位性から今後最も注目すべき国に挙げられることも多い【トルコ】。経済面はもちろんのこと、宗教・民族問題など根深い課題も山積みで、世界情勢をまさに凝縮したような場所柄だ。テロ・民族対立・デモ、そして「ぼったくり」にご用心と書かれてある。親日国とはいえ【ベトナム】なども含めて悪い奴はどこの国にもいる。注意を払いながら、注目される新興国として見つめていきたい。

┣■『米国の環境政策オバマ大統領のレガシー作りなどと揶揄しているが、その内容は面白い。経済面に深く関わる事柄でもあり最重視すべきだろう。我々日本人は自国の『環境政策』をどれだけまともに受け止めているだろうか。海洋風力発電など目に付く報道ばかりで、その根幹となる政策全体を国から提示された記憶はない。知らない所には“利権が絡む”のは【新国立競技場】問題でも明らか。個人情報でもあるまいし、もっと公開を迫るべきだ。

┣■各国のエリアリポートも最新の現状が報告されていて本当に面白い!【ミャンマー】のTV保有率は49.5%、携帯電話は32.9%、パソコンは3.5%、自動車は35.9%、荷車(牛)は21.6%だそうだ。混迷続く【エジプト】は「若者の消費パワーに照準」とある。人口の6割が30歳以下だという。混迷する国とはこんなものなのかもしれない。人口年齢だけは成熟した【日本】の照準はどこに定める !? 

┗■やはり本誌は面白いですねぇ。来年も定期購読しなければ。無職の身、早くそれなりの収入源を確保しなければならない。(^^ゞ

www.fujisan.co.jp

ジェトロセンサー2015年10月号 | 出版物 - ジェトロ

新興国トルコに注目が集まる。2000年代初頭と比べると、1人当たりGDP は約3倍に成長した。FTA自由貿易協定)締結先への輸出にとどまらず、国内市場向けのビジネスも盛んだ。ここ数年の日本企業の進出数は年間約30社にも及ぶ。
 欧州、中東に加え、今後は本格的に中央アジアまで商圏の広がりを期待させる地理的優位性、若年層が多く拡大する一途の消費市場、政府による積極的な外資優遇策……など、多くの魅力を有するトルコだが、その一方で、政治動向、ビジネス環境、治安面などで十分に注意を払う必要があることを認識しなくてはならない。
 本特集では、6月の総選挙後の動向と治安情勢、トルコ政府による外資への期待やFTA 戦略、中央アジアなど第三国展開の可能性を取り上げるとともに、進出日系企業が現場で直面している具体的な課題についても分析する。

目次

 

【特集】 トルコ新時代 欧・亜・中東への架橋
進出拠点としての魅力増す 
総選挙結果から見えるもの 
コラム治安情勢 ―英国大手セキュリティー会社に聞く―
ISPAT総裁が語る外資への期待 
トルコ企業の海外展開 コントラクターは日本企業との連携に期待
FTA拡大に積極姿勢 
進出企業が直面する課題とは ―現地ヒアリング結果から―

【特別リポート】 米国の環境政策総決算 オバマ政権のレガシー作り
環境政策の取り組みへの評価は? 
発電所へのCO2排出規制 
再生可能エネルギーの先行きに不透明感 
水利用量をいかに減らすか 
キーストーンXL計画 ―北米縦断パイプラインに追い風か―
省エネ建物の導入が広がる 
排出権取引制度の復権なるか

【エリアリポート】
<世 界>ここにも有望市場が 
<中 国>食品安全法「改定」のポイントは 
<ミャンマー>国勢調査に見る市場像 
<米 国>IoTが社会を変える
<チ リ>水資源政策が商機を生む 
<ドイツ>Industrie 4.0の波に乗れ 
<ウクライナ>ビジネス上の魅力再考
<エジプト>若者の消費パワーに照準

【連 載】
<物価ウオッチング>インド編 ムンバイ/ニューデリー 
<国柄・土地柄・暮らしぶり>ロシア/サンクトペテルブルク
自然と共にたくましく生きるペテルブルクっ子 
<ルールを創る~標準化競争に挑む2> オープン・クローズ戦略で臨む 
<挑戦!国際ビジネス>山形県 株式会社ニューテックシンセイ
異業種から参入! 木製ブロックを世界に

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