白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

Pen (ペン) 2013年 2/15号 没後50年、世界が愛した大統領の真実。ジョン・F・ケネディ

 

┣■まず先に述べておきますが、私はこの『ケネディ一家』を「呪われた」というか「インケツ」を引き続ける運命に今現在ある家系かと個人的には感じてます。ゆえにその長女キャロライン・ケネディ(57)が駐日アメリカ合衆国大使として来日した際には、何か「波乱」が巻き起こりそうで妙に恐かったです。案の定、いい方向に向かっているとは思えないのですが・・・ 

┣■『キューバ危機』1962年の当事者ですので、四十過ぎた私ですら生まれる前の出来事で正直よく存じておらず、まさに「都市伝説」ばかりが先行しておりました。豊富な写真・資料、そして小さめな文字と、かなりの情報量が本誌には詰まってます。『アポロ計画』や『公民権運動』なども分かりやすく解説され、大統領夫人ジャッキーの “いかした” センス溢れるスタイルも写真とともに詳細に伝えられています。後に彼女は車上で泣き喚くことになるのですが・・・ 

┗■そんな好感度も高い大統領が避けても通れない『暗殺事件』=「オズワルド単独犯行」説は覆されるのか? その答えは2039年に全て白日の下にさらされる ?? 

  政治の世界で最も輝いていた人物の実像に迫れる良書です。後は各自で想像を膨らませてみて下さい。(苦笑)

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