白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

男の隠れ家 2015年 08 月号 二泊三日 昔町はしご旅

 

男の隠れ家 2015年 08 月号

男の隠れ家 2015年 08 月号

 

┣■タイトルに惹かれた。『昔町はしご旅』。「“昔町”を街道沿いに」線と線で繋いでいくと「絵図や浮世絵の風景」が目に飛び込んでくる。「今と昔を行き来する旅」を楽しみたい。 実に巧い・興味がソソられる話だ。ウォーキング好きにはたまらないだろう。(笑)

┣■「6つのルート」が紹介されている。歴史・旅好きならば多くの人が知っている街道だ。期待を胸に頁を見開いていく・・・ う~ん、ザックリ過ぎるね。有名処ばかりなので写真もよく見慣れたものばかり。ルートの所要時間と地図上で示されているところくらいかな、使えるのは。最初の「サムライルート」の段階で『車』が必須だったので、いきなり足をくじかれた形だ。(苦笑) 昔の人なら『徒歩』だけでしょ? せめて利用すべき交通機関までフォローして欲しかったよ。いきなり『野麦峠』越えじゃぁねぇ。(^^ゞ

┣■徒歩が可能なのは「琵琶湖一周」かな。以前【長浜】は観光したことがあるが、琵琶湖沿いで真っ平らな道が続いていた。それでいて所々に名城が点在している。お城の天守閣(長浜城)からは古戦場跡も眺められる。訪れた時は晴天だったが、それは見事な風景美だった。湖上に浮かぶ島も魅力的だよね。水郷で有名な【近江八幡】は京都寄りだったのか。東海道新幹線と並列して走る北陸本線上にあったんだ。夕刻の帰宅ラッシュ時に乗車したので全く気付かなかったなぁ。このルートはいつの日か踏破してみたい。

┣■「木曽路十一宿」も有名だけれども、こちらは全て『車』で結ばないと無理なようだ。長野の山々の深さはハンパない。かなり好天に恵まれることが予測できないと一人で出掛けるのは危険だと思う。たとえ男でもね。歩道整備された道だとはいえ、田舎道をナメたら痛い目に遭うよ。>北海道・道南の道々で経験、後悔した。(^^ゞ

┣■街道としては魅力に乏しい「山陽道」だが(失敬)、【備中高梁】のある伯備線上には大変興味がある。前旅で【姫路】から【出雲】を訪れる際に利用した路線だが、あの何とも言えない・怪しげなムードは、東北出身者でローカル線旅好きの私でも驚いた。帰宅後、詳細に調べてみれば、あの有名な【八つ墓村】の舞台・ロケ地じゃないですか。いや~、今でも当時の雰囲気が残っていると思う。ラストの洞窟なども観光地として見学可能のようだし、この土地は是非とも一泊したいと思っている。真っ直ぐに日本海へ抜けずに、中国地方の背骨というべきか「新見-備後落合」間の芸備線をクリアしたい。木次線はクリア済み。あの辺りの “山深さ” 、“怪しき” 雰囲気は日本一かもしれない。(苦笑) 

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┗■ “旅断ち” の日々が続いていて、思わず語りすぎてしまった。(^^ゞ 私は詳細な計画を立てるのが大好きなので、容易に妄想できてしまう。まだまだこの日本でも訪れたことがない場所があるし、また再び訪れてみたいと思う場所がある。海外ももちろん魅力に溢れているのだろうが、日本人ならば自国のことをもっとより多く知っておくべきだと思う。そういう意味でも【国】【交通機関】には、お得な『フリーパス』の充実をもっと強く求めたい! きちんと納税したら全国どこでも「ワンデーフリーパス」券なんて配布するのはどうですか? 『プレミアム商品券』などよりも、よっぽど効果・公平だと思うんだけど? シルバーウィークもオッサン一人、家の中に閉じ籠もってブログ書き。早く安定した収入源を確保したい・・・ 。

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