白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

週刊東洋経済 2015年 9/26号 東芝 傷だらけの再出発/公明党、創価学会よ どこへ行く 他

 

週刊東洋経済 2015年 9/26号[雑誌]

週刊東洋経済 2015年 9/26号[雑誌]

 

┣■ “徹底追求” と呼ぶにふさわしい強気の攻めが今号にも現れている。「現れている」やはり編集者が変わった・加勢された・復帰したとしか思えない。これぞ「メディアの姿勢」だと、まずは拍手を送りたい。

┣■赤文字の【東芝】メイン特集も内情を洗いざらいにした力作だが、黄文字の【公明党創価学会】もかなり内幕を暴いている。どちらも決して表層だけで済まさずに、過去の歴史を振り返り、現状抱えている問題点を指摘する。必見。どちらも一大グループなだけに日本人であれば押さえておきたいものだ。

┣■タイトルに「他」と付けたが、今号は他にも注目すべき記事が多い。人物に関するインタビュー記事で2つ、【コンビニ】【ヤフー】【介護業界】の内情もTVなどではお目にかかれない代物だった。

┣■佐藤優氏が今週、自身が抱える複数のコラムで同時に『北方領土問題』が喫緊の課題であると迫っている。見開き1頁の当コラムでは詳しい事情が聞ける。声や垂れ幕を掲げるだけで何も手つかずだったツケが、今になり回ってきたのだと思う。【外務省】の怠慢ぶりを強く批判しているが、私は女性議員2人の存在が大きかったように思う。田中真紀子辻元清美。甘っちょろい姿勢・行動が、北方領土を幻の領土にさせようとしている。「任命責任」とは本来こういうところで問われるべきではないのだろうか? 首相にしろ、我々有権者にしろ、もっと真剣に考え・取り組まなければ、この日本という国は朽ち果てていくだけだろう。

┗■・・・ 興奮気味に語ってしまった。本格的な秋を迎え、今年の読書は「国政で悩む」年となりそうだ。(苦)

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