白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

インテリジェンスの最強テキスト

 

インテリジェンスの最強テキスト

インテリジェンスの最強テキスト

 

┣■既にレビューも高い評価が付いている本書だが、帯中に自信の程が覗える。

  佐藤優

  「本書を読む前と後では、世界の様子が異なって見えてくるはずだ」

  手嶋龍一

  「この国が再生する礎の一助にと願って編んだ『テキスト』がようやく完成した」

 

┣■『インテリジェンス』と名の付く書籍は何冊か所有しているが、確かに最新の事例を挙げて、とても「分かりやすく」「興味が尽きない」裏情報を巧みに散りばめ、いつの間にやら才能ある者を見出しているような本・テキストだと思う。

┣■この二人の著書を熟読し(他にも数冊有り)、退屈な国内から外へ飛び出そうと考えている若者が大勢現れることを期待したい。

┗■とにかく近代日本の『情報規制』は酷すぎる。唯一本当のことが判るのは『書物』だけだと言っていい。【民主主義】であるための“最後の盾”だ。しかし先の大戦で無残にも負けてしまっているので、既に『本の世界』も “いいように” あしらわれているのだろうか??? だとしたら真実を得る為には、この共著二人が最も指摘する『ヒューミント』するしかない。

┗■巻末に『インテリジェンスの用語解説』が丁寧に掲載されている。実在したインテリジェンスの行動を記した本を読む前に、本書を手に取ることをお薦めしたい。

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