白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

サボタージュ・マニュアル: 諜報活動が照らす組織経営の本質

 

サボタージュ・マニュアル: 諜報活動が照らす組織経営の本質

サボタージュ・マニュアル: 諜報活動が照らす組織経営の本質

 

┣■第二次世界大戦中に米国戦略諜報局(OSS)が作成した「敵国をダメにする方法」が、米国らしく50年の時を経て公開されていた。前半で日本人にも分かりやすく「どういうことなのか」解説されており、後半は実際の「マニュアル(具体策)」が和訳されている。敵国をダメにする方法、それは“人そのもの”だったという衝撃内容(?)。これを読むと既に日本はダメにされているのではないかと実に不安になってくる・・・ 。

┣■仕事の進みを遅らせている輩は敵国のスパイによって洗脳させられた? それとも会社組織を破壊する目的でわざと“ダメンズ”(駄目なメンズ・死語?(^^ゞ)ぶっているのか ??  本書を読んでから、それらの輩に接してみると疑心暗鬼に陥るはずだ。本当に該当する者が沢山いるからね。ある意味とても怖い本だと私は思う。文末にも述べられていたように、末永く付きまとわれることだと思うから・・・ 。

┗■非常に薄くて&簡潔にまとめられています。幅広い世代に一読を強くお薦めします。

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