日本人のための新「幸福論」: 「NOと言える人」の時代が来た
- 作者: 田原総一朗,佐藤優,宮崎学
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2012/04/06
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
┣■3怪人による対談集。本当に私のように「NOと言える人」の時代は来ているのだろうか? まさに観衆の一人として三人の対談を見聞しているような錯覚に陥る、とても見やすい・赤字で強調するなど分かりやすく配慮された紙面となっている。
┣■各章の名言集なんて要点まで用意されている。(笑) 「知力が衰えた政府・メディアに対して、国民はもっともっと怒るべきだ」、「世の中が不安や脱力感で覆われてくると、独裁的な政治手法に熱狂する空気が漂ってくる」、「オタクやニートは社会に果敢に抵抗している」(?)、「刑務所と裁判所に行くと、その国の実情がよくわかる」など。あまり書くと訴えられるのでこの辺で。経済に関しても意見が述べられています。
┗■『安保法案』が独裁政権(米国の傀儡政党?)によって改正されようとしている今、この3怪人の対談を再び拝聴したいと思いました。『朝まで生テレビ』は番組を干された感のある古市氏(笑)じゃないけれど、確かにグダグダとしてばかりでつまらないしね。「辻元清美と顔の分からない政治家」ワンマンショーと隔月単位で放送されている始末だし。(大苦笑) そんな不満を抱えている人に強くお薦めできる1冊です。