白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

東京人 No.341 ガロとCOMの時代

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 特集
ガロとCOMの時代    
1964-1971        
監修・夏目房之介 解説・可児洋介
写真・渡部さとる、泉大悟

誌面を飾ったマンガの神さまたち/『ガロ』と『COM』の代表的な作家たち/『ガロ』からデビューした作家たち/読者投稿広場「ぐら・こん」(『COM』)に掲載された作家/両誌を彩った独創的な作品群/『COM』が起用した女性作家たち/両誌を行き来した作家たち

つげ義春
ねじ式」ほか
二十六年の沈黙も、暮らしに追われる日常
聞き手・川本三郎
生活者としての、つげ義春さん 文・川本三郎

真崎守
読者投稿広場「ぐら・こん」
大切なのは、ストーリーより主人公。
そしてまんがを愛していること
聞き手、文・霜月たけなか
『COM』の残滓と「コミケ」黎明期の熱い季節。文・霜月たけなか

竹宮惠子
「ここのつの友情」「かぎッ子集団」
原点は、ここにある
聞き手、文・西原麻里

諸星大二郎
「硬貨を入れてからボタンを押してください」「ジュン子・恐喝」
衝動はあっても何をどう描いていいかわからなかった
聞き手、文・斎藤宣彦

二つの青春が重なった幸せ
文・川本三郎

しりあがり寿 
藪を抜けた先に広がる、少年の透明な世界
――「旅の一夜」鈴木翁二


四方田犬彦 
十四歳の少年の心を揺さぶる衝撃
――「太陽と骸骨のような少年」岡田史子

亀和田武
コートさんのコートが欲しかった
――「フーテン、青春残酷物語」永島慎二

矢作俊彦 
漫画を売っていたあの頃
――「STREET FIGHTING MAN」

養老孟司
需要と供給
――「遺稿」山上たつひこ

御厨貴 
一つの風俗として、遠巻きに見ていた
――「朝日ジャーナル」「平凡パンチ

一九六四~一九七一年表
『ガロ』と『COM』/その他のマンガ史/日本の世相
『ガロ』と『COM』を飾った錚々たるマンガ家たちと珠玉の30作

傑作、怪作、問題作……
映画化された佳品を味わう
文・木全公彦

マンガの神々の自由な遊び場
文・夏目房之介

「赤色エレジー
仕事を放り出して、読みふけった
文・林静一

「赤色エレジー
自然主義漫画じゃなくて、ポップアートだった
談・あがた森魚


京都国際マンガミュージアム
読む、学ぶ、楽しむ! 日本初のマンガの聖地

明治大学米沢嘉博記念図書館
ジャンルの「幅広さ」は日本随一。

巴水の東京憧憬 4  
深川上の橋
文・林望 

東京点画
大騒ぎの「山王祭」 文・滝口正哉 
東京の坂道を踏破して 文・原征男 
ヒルめし」の効用  文・千葉明 

曇天記70
松明も焚かれている
文・堀江敏幸 写真・鈴木理策

ちょいとごめんなさいよ、四時からの悦楽46
大森「三代目むら上 山王大森店」の巻
我儘を叶えてくれる鰻屋
文・林家正蔵 写真・川上尚見

サントリー美術館徒然草――美術で楽しむ古典文学」
謎だらけの名作

キリシタン大名
黒田官兵衛の消されたアイデンティティ
文・川村信三

これからの東京
その中で新国立競技場を考える  
談・槇文彦

東京つれづれ日誌49
「狂多くして出遊を愛す」人たち
文・川本三郎


Close Up TOKYO 
Interview
武蔵野市
邑上守正

Books 
書評同人
苅部直平松洋子山内昌之
今月の東京本

Culture
映画・美術・舞台・古典芸能

City  街 
New Open New Sight
東京ネットワーク


SHOPS & GOODS/バックナンバー/編集後記、次号予告