白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

モネからセザンヌへ 印象派とその時代

 

印象派とその時代―モネからセザンヌへ

印象派とその時代―モネからセザンヌへ

 

内容(「MARC」データベースより)

印象派・ポスト印象派の作品の意義を、近代絵画史の枠内に留まらず、当時の歴史的・社会的・政治的な文脈に照らして再読する試み。2002年に秋田県立近代美術館、埼玉県立近代美術館で開催された展覧会の図録を単行本化。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

三浦/篤
東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻比較文学比較文化研究室助教授

中村/誠
埼玉県立近代美術館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

www.pref.spec.ed.jp

19世紀後半は、フランス絵画の輝ける時代でした。今日、世界中で親しまれているモネ、ピサロ、シスレー、ルノワール、ドガ、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌら印象派とポスト印象派の画家たちは、その革新性ゆえに当時の主流であったサロン(官展)から正当な評価を受けることができず、困難な状況の中で制作・発表を続けざるをえませんでした。しかし、彼らの苦闘の末の勝利こそが、市民社会における新たな絵画のあり方を決定づけ、豊穣な絵画の展開を促して20世紀への扉を開いたのでした。
本展では、国内各地に所蔵される印象派の名画を中心に、同時代のサロンで活躍した画家の作品、世紀末のパリで黄金期を迎えた石版画ポスターの代表作、絵画のあり方にも大きな影響を与えた草創期の写真、さらに万博関連資料やパリ・コミューンの風刺画など貴重な作品・資料、あわせて約180点が展示します。印象派の時代への旅を楽しみながら、忘れがたい名画に逢いに是非お出かけください。

 

 

 

 

 

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