白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

季刊 銀花 No.152 2007年冬 沖縄、藍の風 布人と画人と・・・ /与謝蕪村、空想美術展 -戸田勝久の愛する十六景・・・

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沖縄、藍の風 布人と画人と……

碧海あおいうみ
●藍と布の原郷、小浜島(中)。
左は藍型の文様。
上左は、藍染めの糸。

●沖縄、藍の風・布人と
画人と……南の島々には今も、豊かで
多彩な染織の技と心が伝え継がれている。
●欠くことのできない染料が藍。美しい諧調を
奏でる藍は、庶民に許された数少ない彩りだった。
深い藍色に染められた紺地は、沖縄人の誇りである。
●そして、沖縄の風土を描く版画家、名嘉睦稔。
彼の絵の背景には、いつでも蒼い風が吹いている。
●いのちの律動を、鮮やかに映し出す、画家の世界をたずねた。
上右は「草木再生」。

●藍一路・伊野波盛正と琉球藍……
「何トンも持ち上げ」たり「カスを返し」たり、
想像できない程の力仕事も要求される。
●柔和な表情や語り口のどこに
剛健な体力が潜んでいるのか、
想像がつかない盛正さんは、
藍の奥深さと通底している
ようにも思える。――又吉栄喜

●与謝蕪村、空想美術展・戸田勝久の
愛する十六景……
江戸中期、画人としては
日本の文人画の大成者、
俳人としては天明俳壇の雄と
して、名をはせた与謝蕪村。
●多彩な画技を持ち、中でも
句画の融合による世界を深めた。
●俳味あふれる作品に心ひかれる
画家の戸田勝久さんが、愛する
十六景を選び、紹介する。

茶人ちゃじん
●「風雅」の記録・
越前、武生……旦那衆の
煎茶趣味を映す町、探訪。

彩いろどり
●福はカラコロやって来る・
千葉惣次の上総、芝原人形……
雛人形、干支の動物、昔話の主人公ほか。

寛のびやか
●陶する朝、描く夕……土を焼くことに
強い信念を持つ陶芸家、
三上亮の作品と心遊びの書画。

初冬や訪はんと思ふ人来ます――蕪村

 

 

 

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