白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

小原古邨 木版画集

 

小原古邨木版画集

小原古邨木版画集

 

内容紹介

●明治後期から昭和初期までの間に、数百点以上もの花鳥版画を残し、特に海外で人気を博した“知られざる絵師"小原古邨の画業を総覧できる、本邦初の本格的作品集。作品図版計345点掲載。貴重な画稿、下図も収録した、貴重な作品集です。

●2018年秋に茅ヶ崎市美術館で開催された「小原古邨展」で注目された、原安三郎コレクションの古邨作品を、全種類掲載。展覧会未出品作も収録。 

●作風を大きく変えた、「祥邨」「豊邨」時代の作品も多数掲載。特に、祥邨落款の大判作品は全50点全て収録しています。

●「古邨」作品の繊細な背景の調子、「祥邨」「豊邨」作品の鮮やか色彩を美麗な印刷で、できる限り再現。浮世絵以来の木版画の技術・伝統と、西洋美術の長所が見事に融合したその作品の魅力を 存分に堪能できます。

著者について

1877(明治10)年石川県金沢市に生まれる。
明治後期、版元・大黒屋から日本画と見まがうばかりの花鳥版画を手掛け、特に海外で大人気を博す。
大正~昭和にかけて「祥邨」「豊邨」と号を変え、華やかな色彩や進取の木版技法を取り込んだ〝モダン〟な花鳥版画を次々と発表し、注目を集めた。
1945(昭和20)年68歳で死去。
生前から海外で高い人気を誇っていたため、日本国内には作品があまり残っておらず、文字通り〝知られざる絵師〟であった。

 

 

┣・物凄い手間が掛かって刷られているんですよね。【なんでも鑑定団】にて私は知ったのだったかな? 日本よりも海外で高く評価され、作品も多く流出しているとか。1枚、生で拝見したものです。(^_^)

 

 

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