白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

今和次郎採集講義

 

今和次郎 採集講義

今和次郎 採集講義

 

 

内容紹介

関東大震災後、復興して行く東京の記録から始まった「考現学」。
服飾・風俗・生活デザイン―和次郎の活動をいま考察する。

昭和初期、急速に大都市化していく東京の都市環境や、
人々の生活の変化をつぶさにとらえた考現学創始者今和次郎の全貌を紹介。 
民家研究、住宅設計、インテリア、戦後の女子教育に大きく寄与した服飾学・生活学など
活動は多領域にわたりながらも、その根底には常に、人間への慈愛と 「生活芸術」を追求する眼差しがありました。
本書では、実地調査によるスケッチほか豊富な資料により、和次郎の研究活動を考察。

「デザイン」の本義を問い直します。 

◆コラム 
藤森照信(建築史家、建築家) 
都築響一(編集者、写真家) 
山田五郎(タレント、コラムニスト) 

アートディレクション菊地敦己

内容(「BOOK」データベースより)

考現学」の創始者にして型破りな画家・建築家・デザイナーによる大正・昭和の日本一切しらべ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

今/和次郎
青森県弘前市1888(明治21)年7月生まれ。1907年、東京美術学校図按科に入学、1912(明治45)年3月卒業、同年9月、大正時代の幕開けとともに早稲田大学理工科建築学科助手となり主任教授佐藤功一(日比谷公会堂、大隈講堂の設計者)に師事した。1914(大正3)年に講師、1915年に助教授、1920年に教授となった。1959(昭和34)年3月、早稲田大学を定年退職するまでの46年余の間、デッサン、装飾図按、透視図法、後には建築様式、造園、建築デザイン、構成論、建築美学、農業建築、住宅建築などの講義を担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

 

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