内容(「BOOK」データベースより)
本書は、中島潔が描く四つの作品群の中から、皆様に最も親しまれている「童画の世界」に焦点を当て、三十余年の間に描いた約千点の中より、二十代から現在までの未発表の作品、代表作、新作あわせて百六十点を「童画でつづる三十年史」の展覧会を記念して発行した図録を再編集した。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中島/潔
1943年中国東北部(旧満州)に生まれる。1歳で両親の生まれ故郷佐賀へ戻る。1961年佐賀県立唐津西高校卒業。伊豆下田の金鉱で温泉掘りとして働く。その間、働きながら絵を描き続け、基礎的なデッサンを独学で身につける。1963年新聞にカットを投稿採用、それがきっかけで下田の印刷所で働く。1964年東京銀座の広告会社に就職。イラストレーター、広告プロデューサーとしてその才能を認められ活躍。アートディレクターとして数々の賞を受賞。1976年独立しフリーとして活動を始める。1987年ボローニャ国際児童図書展で絵本『木霊みょうと』でグラフィック賞を受賞。1994年日本原子力文化賞を日本原子力文化振興財団より授与、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)