バーナード・リーチの日時計―青春の世界武者修行 (角川選書 138)
- 作者: クライブ W.ニコル,松田銑
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 1982/08
- メディア: 単行本
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偶然知り合った老人とバーナード・リーチとの繋がりを探り、過去と現在をさまよう表題作をはじめとする随筆5編。
《カバーより》
生地であるイギリスのウエルズで、著者は、一本の刀を通して「日本」と対決する。「十四歳、制服、制帽姿の痩せっぽちの少年であった」頃のことである。みずからを鍛えることに専心し、人との出会いと別離をかさねつつ、故国を去り、カナダを経て、日本へ至り、此地において新たな、ついに明らめることのできない「生」との遭遇を体験する(略)
《目次より》
日本刀 魅せられたる魂
バーナード・リーチの日時計
庄司船長と五木の子守胴
エチオピアの王先生
わが心のクリスマス
訳者のことば
《「訳者のことば」より》
(略)
付記。本書に収められた各篇の初出は次の通りである。
「日本刀」 文藝春秋「諸君!」一九八一年四月号
「バーナード・リーチの日時計」 同一九七九年十月号
「庄司船長と五木の子守唄」 同一九七九年十二月号
「エチオピアの王先生」 同一九八〇年八月号
「わが心のクリスマス」 一九八二年書下ろし