白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

バーナード・リーチの日時計 青春の世界武者修行

 

バーナード・リーチの日時計―青春の世界武者修行 (角川選書 138)

バーナード・リーチの日時計―青春の世界武者修行 (角川選書 138)

 

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偶然知り合った老人とバーナード・リーチとの繋がりを探り、過去と現在をさまよう表題作をはじめとする随筆5編。

 

《カバーより》

生地であるイギリスのウエルズで、著者は、一本の刀を通して「日本」と対決する。「十四歳、制服、制帽姿の痩せっぽちの少年であった」頃のことである。みずからを鍛えることに専心し、人との出会いと別離をかさねつつ、故国を去り、カナダを経て、日本へ至り、此地において新たな、ついに明らめることのできない「生」との遭遇を体験する(略)


《目次より》

 日本刀 魅せられたる魂

 バーナード・リーチ日時計

 庄司船長と五木の子守胴

 エチオピアの王先生

 わが心のクリスマス


 訳者のことば


《「訳者のことば」より》 

(略)
付記。本書に収められた各篇の初出は次の通りである。
「日本刀」 文藝春秋「諸君!」一九八一年四月号
バーナード・リーチ日時計」 同一九七九年十月号
「庄司船長と五木の子守唄」 同一九七九年十二月号
エチオピアの王先生」 同一九八〇年八月号
「わが心のクリスマス」 一九八二年書下ろし

 

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