白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

目の眼 2017年09月号 No.492 創刊40周年記念号 勾玉 日本美のはじまり

※書斎部屋
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勾玉 日本美のはじまり

「目の眼」創刊40周年の記念特集は、日本の美の原点のひとつ「勾玉」です。縄文時代から古墳時代にかけて作られた勾玉は、古代日本を代表する神秘の工芸品、日本で生れた独特のデザインといわれています。装身具、祭器、威信財など様々に考えられる用途と日本独特の形の由来は諸説ありますが、美しい玉の力を信じ、魅了されていたことは間違いありません。縄文人がヒスイを発見し、世界最古のヒスイ製品を生み出した場所、新潟県糸魚川市、また大きな勢力を持って勾玉を生産した出雲の玉造りをはじめ、東京国立博物館の国宝勾玉、出雲大社重要文化財を始め、。各地の名品を撮りおろしで紹介します。勾玉をみることで、日本の美の源流を感じていただけたらと思います。

 

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創刊40周年記念号

特集
勾玉 日本美のはじまり

Special 巻頭エッセイ 梅原 猛

I. 聖地の勾玉
  出雲大社石上神宮飛鳥寺東大寺
II. 古代・玉作りの秘境 新潟・糸魚川

特別寄稿 若松英輔

III. 時代別 発掘・勾玉の美
IV. 考古学からわかる勾玉の変遷と広がり
V. 出雲 玉作りの里
VI. 勾玉を愛した人々
  松浦武四郎コレクション/鶴堂(7代目嘉納治兵衛)の勾玉

collecteurs asile
コラムでつなぐ蒐集の世界
奈良 岡本彰夫
車 武田公実
ジュエリー 有川一三
大英博物館 矢野明子

連載 Series of “Mind’s Eye”
美の仕事 第53回
甍堂 青井義夫さんの勾玉。
平野啓一郎

Spot & Preview & Report 
古美術商の参考書 勾玉
糸魚川のいま
古代鏡に秘められた世界
金色の研究 「印金」 謎の技法を求めて
勾玉の珍品も見られる! 展覧会
魯山人の「和の美」を問う
参拾参ノ月 山法師 冨田洋子作花器

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