昭和の神風連を志した飯沼勲の蹶起計画は密告によって空しく潰える。彼が目指したものは幻に過ぎなかったのか? 英雄的行動小説。
┣■市ヶ谷に在る“現場”を見学させて貰った経験があり、またTVで特集された自刃時の再現なども文字起こししましたが、ついにその元となった書籍まで辿り着きました。【メルカリ】にて馴染みとなった出品者の方に「馬に関する古書があればお願いします」と申し上げたところ、出てきたのが本書です。確かに馬の文字はありますが、先の述べたとおり・多少なりとも関わっているので感慨深いものがありましたねぇ。申し込みが必要ですが無料ですので、一度は見学されることをオススメします。
┗■旧字体で正直読みづらいですが、斬れキレの作風を味わうにはこちらの方が良いでしょうね。「ノーベル文学賞を受賞していたらレバ・・・ 」といった声も上がりますが、昭和の時代はまだ熱く立ち上がれる方々がいらっしゃったという話です。昭和の末裔として改めて思い起こしてみたいですね、こんな私でも。
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