白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

週刊金曜日 2017年 8/4・11合併号 STOP!壊憲 武装しないための「理論武装」/日中戦争80年から考える

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週刊金曜日 2017年 8/11 号 [雑誌]

週刊金曜日 2017年 8/11 号 [雑誌]

 

特集:武装しないための「理論武装」|週刊金曜日公式サイト

憲法特集 加憲はキケン STOP!壊憲
武装しないための
理論武装
自民党は2012年発表の改憲草案で、9条の1、2項を変え「国防軍」を規定する大幅な変更を提示していたが、今年5月3日、安倍晋三首相はまったく違う案を表明した。9条に3項を加える形で自衛隊を明記するという「加憲」案だ。一見ソフトな変更で「現状を明記するだけならいい」と賛成多数で実現してしまうかもしれない。そうなれば、私たちの生活は一変する。この危険な改憲案にどう対抗できるか、考えていきたい。軍事国家への道を歩まないために。

改憲勢力の内紛で「自公維発議」に赤信号
「安倍一強」の終わりの始まり?
山下幸
すべての運動は「国民投票勝利」に向かう
日本会議改憲戦略と安倍政権
成澤宗男
安倍晋三首相はこの5月、「2020年新憲法施行宣言」を発表した。以降、日本会議等の改憲勢力は、着々と「宣言」に沿って運動を進めている。彼らはすでに、国民投票の実施とその「勝利」も視野に入れ始めているのだ。

日本会議 あの手この手の改憲運動
浸透する草の根改憲運動
成澤宗男
「変えるか変えないか」の二項対立論から抜け出すために
安倍“壊憲政治”に抗う
対談 池内さおり×山尾志桜里
権力を縛るための憲法という立憲主義を理解せず、人権抑圧の政策を進める安倍“壊憲”政治。この政権と安倍改憲論にどう立ち向かうか。野党の若手議員として活躍する2人が語り合った。

安倍流9条加憲は「憲法条文内クーデター」
明記しても自衛隊違憲性は問われ続ける
水島朝穂
安倍晋三首相が5月3日に表明した、自衛隊の存在を9条3項に明記する「9条加憲」案。「自衛隊記入だけなら現状を明記するだけだから」と警戒解除してはいないか。実は、その「現状」こそが危険なのである。

24条から自衛隊明記・緊急事態条項を斬る!
改憲勢力が「家族」条項を狙う理由
清末愛砂
個人を尊重し軍事主義を否定する24条は9条とともに憲法の非暴力・平和主義を支える条文である。ゆえに改憲のターゲットにされつづけてきた。24条の視点から、自衛隊明記と緊急事態条項新設の危険性を読み解く。

戦争をゆるさない、女性のレッドアクションとやま
“保守王国”富山から「24条変えさせない」声を
あげる
小林和子
“草の根保守”が強い富山県自民党が多数を占める県議会では改憲促進の決議がなされ、個人の生き方に介入する政策が次々と打ち出されている。「ちょっと待った!」と女性たちがストップをかけた。

追及!国際医療福祉大学の誘致疑惑(3)
一私学への厚遇のため注ぎ込まれる税金 片岡伸行
北村直人日本獣医師連盟委員長
「加計理事長は首相の関与を否定せず」
君和田正夫・前テレビ朝日会長インタビュー
退任時に役員に残した言葉とは 聞き手/北村 肇
新外交イニシアティブ(ND)の米シンポに好感触 半田 滋
日中戦争80年から考える
いまこそ「アジア太平洋戦争」という視座の確立を 纐纈 厚
政治との間合いをはかる日中の若手世代 野中大樹
日中米3カ国の経済的国力はここまで変わった! 矢吹 晋
国東・宇佐「六郷満山峰入り行」
1300年の法灯を継ぐ荒行 写真・文 高見 剛
パレスチナ・ガザ
電力危機で喘ぐ住民たち 土井敏邦
韓国の保守地域・大邱性的少数者のパレード開催 文・植田祐介 写真・島崎ろでぃー
大阪市営バスの「接触事故」報道に疑問 塚本 敦
「香害」最前線
発生が続くシックハウス症候群 岡田幹治
連載 水に流せない水の話(5)
ビストロ下水道 吉村和就

 

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