白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

民衆史の遺産 第3巻 遊女

 

民衆史の遺産 第三巻 遊女

民衆史の遺産 第三巻 遊女

 

┣■第三弾はこれまた気になる・タブー視されがちな用語ですね。でも『民俗史』として実在するものですからね。避けて通ることはかえって失礼に当たると私は考えます。古の人々はどのように接し・時は流れていったのか。【日本民俗史】を通して知っておくべき事柄・事象なのだと思います。ハイ。

┣■先日“近代版”とも言える『遊女』本を閲覧したばかりですが、さらに遡った歴史的事実を聞かされると感慨深いものがありますね。巻頭では私の地元の名前が盛んに出てきたりして驚かされたりするのですが(笑)、人が大勢集う場所には必ずと言ってよいほどそれを求める需要が昔からあったということです。戦国大名の“両刀使い”などは有名な話ですよね。あっこれは別に『遊女』とは関係ない話か。(苦笑)

┗■【日本の風俗産業】はその“エンターテインメント性”が仮想の世界へ『AV』作品として今や世界に広く認知される程になっておりますが、これも民俗史として記録されるわけで、ウーン、ちょっと上手く言えませんけど、これも深くて広い世界観が存在しているんですよねー。『遊』とは「放浪を好む」という本来の意味があり、それは古から今までずっと続いているのは確かなようです。「騙されて・致し方なく」なってしまった者もまた昔から変わっていないんですよね。ウン。。。

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