白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2017年 3/7 号 習近平 vs トランプ

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Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2017年 3/7 号 [習近平vsトランプ]

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2017年 3/7 号 [習近平vsトランプ]

 

┣■巻頭記事は『モスル奪還作戦 イラク軍は地獄の市街戦へ』。一時日本のTVでも放映されていましたが、今は「トランプ報道」にも飽きてしまい、「北朝鮮 < 籠池・森友学園」ですからね。世界、しかもすぐお隣でミサイルなどバンバン試し撃ちしているのにね。バカなんじゃないかと思うよ、日本人は。(苦) 

┣■『移民規制が招く米農業の危機』は先進国G7のもはや共通項。先日日本でも「移民の受け入れを許容できるか」というアンケートでは、高齢になるほどまだ強い抵抗感があるのは事実のようです。でも第一次産業の担い手がいなくなりますよ。全てオートメーション・機械化できるとでも思っていますか? 先にくたばってしまうから関係ない? なら、はよ死になはれ。(爆) 国はこうした輩を相手にしているわけで、だからあの様なムチャぶり法制を通そうとしてしまう。無関心であることが一番の罪であることをもっと国民は理解すべきです。

┣■『ドゥテルテの麻薬戦争は続く』か。結局のところ闇の組織がどのくらいの規模なのかってところですよね。判れば他国の政府とタッグを込んで外堀を埋めていき、一気に首根っこを掴めるかとも思うのですが、そこまでやる勇者がいない。だからフィリピンの国民は彼を熱烈に支持する。膿は出し切った方がいいから。日本でも真の勇者とそのお仲間が現れることを切望するばかりです。私自身が行うと、血を見るからね。(苦笑)

┣■フランス大統領選に新星マクロン登場!そんなの本誌で初めて知りました。どんだけ国際報道に疎くなっているんだ、今の日本の地上波は。(苦)

┣■特集『習近平 vs トランプ』は、パッと思いつくことをただ並び立てただけって感じかなぁ。実際「米中貿易戦争・肉弾戦」もあり得ると思うし、13億人市場で3億人が中間層だと言われてますから、そりゃ購買意欲はダントツで、どこの国も叶わないですよね。(苦笑) 2億人程度の米国の消費にあれだけ経済が揺さぶられたのに、これからは13億人の巨大船・中国が進水したわけですから、もう少子高齢化で頭・政治家が頼りない日本など相手にしっこないですよ。(苦笑) あーぁ、情けなや、ニッポン。

┣■お隣・北朝鮮とロシアの記事が並列されて、要約すれば「止まらない暗殺」・・・ そしてさらにPicture Powerにて「ロシア隣国で静かに進む軍拡」・・・ 知らされない内に世界情勢は緊迫感に包まれている様な気がしてなりません。ワールド・クラシック・ベースボール云々じゃないのでは ?? また打てねぇし。国力共々Power不足を痛感します。(悲)

┣■『「ドーピング・ミート」の闇』。この記事の直後に食肉輸出国ブラジルにて「偽装」が発覚し・生産工場が摘発されたわけですが、食糧についてもっと真剣に考えないといけないと思う次第。「安い物ほど後から高く付く」なんて“ことわざ”がありますけどね。

┣■新しいことが好き『デビット・ボウイが愛したネットという実験場』は、先駆者の有利というか、勇気・度胸を感じますね。冒険心。就活で「公務員」を最初から選んでいるんじゃもうボウイにはなれず、一生Boyの器が小さいままなのかもね。(爆笑)

┗■同じパソコン繋がりで巻末に「1982年 形態が多様過ぎて、作り出した人でさえ限界が何なのか分からない、それがパソコンだ」という本誌バックナンバーからの見出しが掲載されています。外箱ばかりが目を惹きましたが、実は内部のチップ・メモリーが鍵であったことに、どれだけの人間が当時気付いていたか。そこら辺の研究・開発は結局のところ膨大な予算が得られる軍事産業だったということになるんですかね。日本でも【富士通】などはかなり頑張っていたと思うのですが・・・ *トロン*(笑)

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