┣■例の大事件をきっかけにして、改めて『介護問題』が日本国民の頭に乗っかっています。そのまま放置していられない重要事項であることは間違いなく、そんな漠然とした不安を抱えている人に対する「介護現場の資料提供」とも言えるのが本書です。
┣■とにかく図表の多さに感心しますが、アンケート調査が徹底してなされている姿勢に好感が持てます。それをあからさまに伝える。そして皆で考えていく。こうした動きは非常に大事です。介護施設は今どのような現状に置かれているのか。現場の人達の声をじっくりと閲覧してみて下さい。
┣■殴打や性的虐待はなぜ起っているのか？ おざなりの支援ではないのか？ その施設の責任者は誰なのか？ こうして追及し・素直に晒していくことが問題解決への近道だと私は考えます。けれど関係者の報復を恐れてか、それができていない。(苦) 加害者に言っておく。「被害者には親族・仲間がいる。卑劣な行為は必ずや報復される」。
┗■「天涯孤独だから自分は何をやっても構わない・後悔しない」などと口に出す小悪な輩がたまにいますが、自分が同じような被害に遭うことを異常に恐れる卑怯者だったりします。私はそういう連中を見たことがあります。ちゃんちゃらおかしいです。「○○は怒らせるとマジでやり返すから止めようぜ」という判断ができれば犯罪も減ると思うんですけどねぇ。捕まえられたとしてもその後の処置が甘いのが分かっているから行動に移してしまう。それが現状なのではないでしょうか？
