マタギ奇談

 

マタギ奇談 狩人たちの奇妙な語り

マタギ奇談 狩人たちの奇妙な語り

 

┣■登山雑誌で有名な【山と渓谷社】ですが、その歴史ある数多くの中から1991年『マタギに学ぶ登山技術』をどうやら1冊にまとめたものらしいです。『民話』を読むのが結構好きなので手に取った次第ですが、ちょうど四十過ぎの私の世代的にも合った逸話集でしたので、情景を容易に思い浮かべることが出来てとても良かったです。

┣■【秋田】のマタギと言えば同郷の漫画家が描く名作『流れ星銀河』や『釣りキチ三平』がすぐに思い浮かびますけど(笑)、成人して東北地方を広く旅してみると【秋田県】の山深さは他所の県とは違う、一見しただけで「深すぎて分からない怖さ」があると私は思います。人の手が感じられない不安さ。逆に山陰地方では「山脈の背びれにも関わらず人の手が入っている不気味さ」があると思うのですが如何でしょう。(苦笑) 本州にはツキノワグマしかいないって言われておりますが、ヒグマが津軽海峡を泳ぎ渡って上陸。「ハイブリッドグマがいるのでは?」という『流れ星銀河』説は否定できないと思います。(笑) それくらい何があってもおかしくないほど山深いんですよね。

┗■マタギ話なのでクマの話がほとんどですが、巨大怪魚や猟犬との交流などほっこりする話もあります。180頁程で優しい文面なので、東北地方の旅すがら手に取られてみることをオススメいたします。 「民話」「昔話」って聞かなくなりましたよねぇ。『アンパンマン』などアニメキャラばかり引用していると現実社会・自然が分からなくなりますよ。(苦笑)

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