明治・大正・昭和 お酒の広告グラフィティ―サカツ・コレクションの世界
- 作者: 田島奈都子,サカツコーポレーション
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2006/11
- メディア: 大型本
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┣■『プロパガンダ・ポスター』に魅せられて作者の書物を探ってみた次第。明治・大正・昭和初期のものって、とっても味わいがあるんですよねぇ~。(笑) そんな中で『お酒』シリーズにも興味を持ちました。
┣■表紙でもそうですが、メインは「商品」よりも「女性」になっているものがほとんどでした。当時は「器」にそれほど個性があるわけでもなかったのでしょうから「人」に焦点がいくのは無理ないのかもしれません。「ラベル」の絵柄など個性的だったりするのですが、広告としてはラベルだけでは訴えづらかったのでしょう。今の時代ならば「人」が邪魔者扱いされると思います。(苦笑)
┗■正直『ポスター』としてはそれほど面白くもなかったわけですが、ふと思ったのが当時の女性は「頭や顔が大きかった」という点。今ではすっかり小顔でないとダメな風潮となってしまいましたが、同じくデカ頭な者としてはコッチの方がより自然なのではないかと。(苦笑) 身長・体格が良くなったことも小顔に映る理由の1つかもしれませんが、とにかく今の若者は小顔が増えています。これってきっと『食べ物』の影響が強いのでしょうね。『食物アレルギー』が増えているのも含まれてしまっている幼い頃から化学成分を摂取してしまったせい ?? 密かに「人口コントロール」がされている気がしてきました。。。