プロパガンダ・ポスターにみる日本の戦争 135枚が映し出す真実
- 作者: 田島奈都子
- 出版社/メーカー: 勉誠出版
- 発売日: 2016/07/15
- メディア: 大型本
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┣■先日NHKにて『日米戦争でのプロパガンダ』特集を視聴しました。あちらは映像が中心でしたが、本書では日本国内で掲げられていたポスターをメインに紹介されています。戦時書物は数多く所有・閲覧してきましたが、見たことの無かったポスターも多くて貴重でした。こうした歴史的資料は立派な遺産として是非とも残していって欲しいものです。
┣■オールカラーでポスターも綺麗。破損したポスターも何枚か見受けられますが、所有している人はホントいますね。オークションなどでもたまに出品されますが、パッと見のインパクトの高さはさすがポスター。また戦時中とはいえ一生懸命に練って書かれたモノかと思うと複雑な気分にさせられます。
┣■閲覧していて驚かされるのが、とにかく『戦時国債』を募るポスターが多いこと!これは敵国アメリカでもそうでしたが、『戦争=マネー』である・尽きることをよく知っておくべきです。『国防=マネー』なのです。防衛費など余分に掛からぬように私ならば外交を、諸外国との協調体制を築く努力をしますけどね。「巡視船の提供する」とか、そういう協調ではなくてね。
┗■『戦前~戦中のポスター』には需要があります。綺麗に保管されていたら高値で取引されることでしょう。こういう収集癖を持っておきたかったです。(^^ゞ