歴史としての社会主義 東ドイツの経験

 

歴史としての社会主義: 東ドイツの経験

歴史としての社会主義: 東ドイツの経験

 

┣■なかなかの良書・力作だと思います。冷戦から勝ち残った『資本主義』ですが、今や「貧困格差」が広がりを見せ、再び『社会主義』『共産主義』に目を向ける者が増え始めている気配を感じます。そんな時に出版された本書は両思想を比較検討するに恰好の材料だと言えます。

┣■【東ドイツ】のイメージというと名作『MONSTER』の中での秘密警察?闇の思想教育的な感じが強いのですが(笑)、実際にはそうした一面よりも、上手く政府と対峙して改善要求をしていたりしたようです。「職場」「余暇」なども読み聞かせられれば、戦後日本でも行われていることだったりしますからね。なんでしょう「福祉の底上げ」を先にやったか/やらなかったかの違いだけなのかもしれません。(苦笑)

┗■本書は生活面に関してのものが中心で、政治の面では触れられていません。そちらに『社会主義』が破綻した理由があるわけですが、各国それぞれ一概に同じような生活環境だったことではないことを今回知り得ました。うん、見知らぬ世界を覗くのは面白いですよね。東欧諸国もそれぞれあり、その歴史を見比べるのも面白いと思いました。

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