東京駅「100年のナゾ」を歩く - 図で愉しむ「迷宮」の魅力 (中公新書ラクレ)
- 作者: 田村圭介
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/12/09
- メディア: 新書
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┣■著者の新刊『新宿駅』から読み始め前著もコンプリートしようと手にした次第。「行けば分かるさ」迷宮・東京駅地下も解説されているのかとワクワクしたのですが・・・
┣■この『東京駅』編は、東京駅・丸の内の100年の歴史をなぞったもので「地下迷宮」というよりも「全体像」でしたね。年代毎の変化が図で紹介されていたのは良かったです。そして写真はなぜかカラー。(笑) 迷宮分析する際の立体模型なども掲載されており、これはこれで読み終えて面白かったです。
┗■ただやはり著者に望むのは「地下迷宮」の解読です。未だに変化の止まない『東京駅』。八重洲口から丸の内側へ初めて潜った者なら相当不安に駆られる迷宮です。その「幅広さ」が逆に迷わせるんですよね。とにかく出店が多い地下だから。(苦笑)
地下迷宮版の東京駅編に期待します。名古屋駅・大阪駅なども読みたいなぁ。