白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

昭和史講義 2 専門研究者が見る戦争への道

 

昭和史講義2: 専門研究者が見る戦争への道 (ちくま新書)

昭和史講義2: 専門研究者が見る戦争への道 (ちくま新書)

 

┣■激動の時代だった「昭和史」。前著15講義だけで足りるわけもなく、好評を博して続編20講義が改めて追加発表されました。(笑) まあやっぱりDB的価値は非常に高い本ですよね。

┣■前回同様に自信たっぷりの講義を連ねておりますが「歴史」なのでね、新発見があったり・説明が足りなかったりしています。歴史の検証は多くの書物をつぶさに当たるしかないということですね。それは歴史だけでなく、すべての事柄に言える話なのですけれど。安易に人を信じちゃダメ。その人が賢者だとしても、たまたま間違っている箇所もきっとあるはずだから。(苦笑)

┗■やはり気になったのは『治安維持法』ですかね。現代でも蘇りそうな話なのでね・・・ 。他にも気になるテーマがありますが、前作と合わせて時系列になっていないところが辛い。(苦) これ電子化して時系列・テーマ毎に並べ変えられないかしら? まあ個人的にやれないわけでもないけど、その労力がバカにならないんだよねぇ。(^^ゞ

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