白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

PRESIDENT (プレジデント) 2016年9/12号 金持ち夫婦、ビンボー夫婦 2016/今日からできる「訪日外国人3000万時代」の稼ぎ方

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┣■珍しくすぐに手を付けたのですが、正直特集記事は「2016」と付けられているように焼き増し感が否めず、目新し感に乏しく個人的には面白くありませんでした。「どっちがお得?」という比較コーナーも、ちょっと無理矢理感が強く感じましたねぇ。ネタ不足だったのでしょうか ?? 

┣■夫婦で本業として「ネットせどり」を行っているという話が掲載されていたのですが、市場を把握して仕入れ値との差額で儲ける、いわば商売の王道とも言える古典ワザなのですが、夫婦二人で協力し合うと月額20万円は稼げているようです。*へぇ~* まあ「一億総活躍」などに乗らずとも、稼ぎ方は色々あるということです。(^_^)

┣■偉人の「お金」に絡む話の中で、「樋口一葉は月15円で持ちかけられて妾になったのでは?」という話が。有り得そうでこちらも思わず*へぇ~*でしたねぇ。また人はそつない人間が正論を語るよりも、どこかだらしない人間がたまに正論を語った方が受け入れられやすいという指摘にも納得。嫌われない人とは「相手にコンプレックスを与えない人」というのは理にかなっていると私も実感しております。(笑)

┣■『新社長データファイル2016』では7人がインタビューされておりますが、【富士フイルムHD】助野健児社長と【NEC】新野隆社長、【JR西日本】来島達夫社長に注目。株を買うならばこの3社かなと・・・ 。逆に別途インタビューを受けていた【ANA】片野坂真哉社長の話はちょっと・・・ 顧客優先な考え方じゃなかったよなぁ。。。『超割』が突然無くなった理由が述べられています。一理ありますけどね、私はそれで飛行機利用が減りましたけどね。

┗■【COMPASS】神野元基社長と田原総一朗氏との対談の最後に「正解のない問題に挑戦せよ!」学校教育は理想の正解を一つ用意してそこに当て嵌めようとしているという指摘に強く同意! 高校時代『羅生門』で「死人の髪の毛を売る老婆と同じ事ができるか?」という国語教師の問いに「できる」と挙手したのは教室で私と友人の2人だけ。んで「食うわけじゃないし、髪の毛くらいだったら生活のために切り取るだろ?」「綺麗ごとを言う奴に限って死人も喰らうだよ」とか言って教室が静まり返った記憶が・・・ (^^ゞ エェ、私は昔から合理主義者だったんですよ、母子家庭だったのでね。

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