白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

週刊金曜日 2016年 7/22 号 憲法と暮らし 変わらなくていいものがある

 

週刊金曜日 2016年 7/22 号 [雑誌]

週刊金曜日 2016年 7/22 号 [雑誌]

 

┣■目次が誤植してました。変な言い回しだなぁ、ワザと?かと思ったんだけど。(笑)

┣■時期的に『都知事選』に大きく振れられておりますが、選挙を終えて改めて鳥越俊太郎氏の無策・いい加減ぶりが浮き彫りされますね。宇都宮健児氏の政策を継承?それって「築地市場移転ゼロベース」ってだけでは? とにかく具体的な政策論が無い・無様な野党連合推奨の候補者でした。これこそ人気取りだけの候補者ジャン。(苦) 若者達は70代以上の高齢者はやっぱり「老害だ」と思ったはずです。(爆) 中高年の私もフォローしようがないよ、これじゃ。

┣■『あいりん地区』で3ヵ月求人ゼロ状態。今年2016年4月から日雇いの仕事しか斡旋できていないようです。人手不足とはいえ、雇用する側が採用者をより吟味しているという話。労働者保護、細かい条件を付け過ぎたがため? “吹き溜まり”と化した場所がドンドン増えていきそうです。景気とはそうした流れを生むものだとは思いますけど・・・ 

┣■特集記事は各論者の意見をただ掲載しただけのようなものでしたね。『憲法』よりも『暮らし』ぶり。財務:租税回避で日本離れが加速、沖縄も日本から独立という話は決して空言ではないところまで来ています。娯楽モノに浮かれている間に「領土縮小」「富裕層国外へ」とならないことを祈ります。

┣■【旧統一教会】と【改憲派:自民、元みんなの党・おおさか維新】との癒着ぶりが指摘されています。渡辺喜美の比例での返り咲きはこういう話だったのか。日本も政教分離ではなくなってきている現状をしっかりと把握しておきたい! だから未解決なままなんでしょうね、あの事件・・・ 

┣■『風力発電』による低周波音被害に触れられております。我が故郷【山形県庄内地方】も風の街として、田畑や低山の山頂にデカい風力発電が何本も立てられておりますが、確かにピュンピュンと鳴り響く音は落ち着きません。良い意味で身体の治療をしてくれるのであればいいのですが、そう都合良くいきませんからね・・・ 。しかし全国各地で似たような立て方されているんですね。落雷対策とかちゃんとされているのでしょうか ?? 余計経費が掛かりそうだけど。(苦笑)

┣■次号でも特集されている『中国脅威論』ですが、軍事評論家の田岡俊次氏の解説に一喜一憂したのは私だけではないはず。旧式で最新設備を有する日米が有利というのは理屈通りですけれど、旧式も圧倒的な物量で攻め込まれたらカバーのしようがありません。(苦) 「雪崩のように攻め方」兵器も兵士も。それが【中国】です。(怖)

┣■【香港】の「中国化」「中国離れ」は【映画産業】を見ると明らかですね。>ジャッキー・チェン。(苦笑) 本場【米国】ハリウッドも中国人を悪役にしなくなったとか。【韓国映画産業】を参考にしたのか、政府が大盤振る舞いの支援をしているようです。【日本】の場合は幼稚なバラエティー番組で国民感情を抑えようとしてますけどね。そういう意味では今のお笑い芸人・タレント達の責任って重いですよね。(爆)

┣■『ギャンブル汚染の現実』と題してこちらも2週にわたって特集。更正施設を利用しているギャンブル依存患者を丹念に取材しています。私も競馬に20数年ド嵌まりしたクチですが、確かに定職は疎かになりましたね。ギャンブルが出来る労働条件かどうか(土日休めるか・定時上がり可能か)が求人の判断目安でしたからねぇ・・・ 。そして依存症から脱するにはやはり「人」だったりします。世の中、いつかは「お金」よりも「人」との繋がりの方が大事だと気付きます。私もこれでビックリするほどギャンブル依存から抜け出せましたからね。「止め時」を待っていた感もありました。それには「人」を強く意識するのが一番だと私も思います。全員ヅラしたサービス業者を信用してはいけません。奴等は己の収益だけを考えている悪魔です。(爆)

┗■本と映画紹介で気になる作品が2つ。近日、目に触れておきたいと思います。 

食魔 谷崎潤一郎 (新潮新書)

食魔 谷崎潤一郎 (新潮新書)

 

www.ken-kazu.com ※いかにも【渋谷ユーロスペース】って感じの作品ですね。(笑) 

f:id:jnsk_jojo:20160809212645j:plain