┣■【日本】が理想とする「女性の社会進出・職場」の最たるものがこの【資生堂】かと思われるのですが、ちょうどその紆余曲折ぶりを描いてくれているのが本書です。日経編集者・記者かぁ。同社に出入りし、気に入られたから書けたんでしょうね。ぶっきらぼうな態度の日経記者って実際多いからね。(爆) 縁故入社が多いのかな？【日経新聞】って ??
┣■目次にあるように細かく区切られ、豊富な図表・写真と読み飽きない紙面です。ある意味【資生堂】ＤＢ本ですね。まあ女性が主に対象の【化粧品業界】という面も多大にあることは否めませんが、「女性の社会進出」を考える上でとても参考になると思いました。
┣■ただし「女性特有の問題」も抱えていると思います。『メンツ』に関して言えば、男性顔負けのところがあるのではないでしょうか？ 「草食男子」とか言われ続けますが、あれだけ世間に叩かれれば、そりゃ大の男でも躊躇しますって！ 逆に気を遣いすぎるのも良くないって言われる始末。(苦)
┗■詰まるところ『社会福祉』で「男女差がある」ところに私は問題があると考えていて、「年齢」を基準とした制度に全て置き換えられれば結構すんなりと物事進むと思うんですよね。さすれば『ＬＧＢＴ問題』なども障壁なく受け入れられるでしょうし。「カップルとして認知したら助成金を」という姿勢も垣間見られるので、私は『社会福祉政策』が根本的問題なのだと思い描いています。ハイ。
