白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 7/5 号 BREXIT SHOCK 英国、EU離脱の衝撃

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┣■2週連続の『ブレグジット』特集。「長く面倒な戦い」が待っているという。「ポピュリズム大衆迎合し過ぎる危惧を目にする機会が増えたが、【独裁国家】のように「強権」を発動されて自由を奪われていいのかって問題もありますしね、ホント難しいところ。詰まるところ「曖昧」「灰色」決着が一番無難な落ち着き先なのでしょうかねぇ?(苦笑)

┣■ブレグジット』は「英国そのものを解体」という点が一番説得力がある。「【EU】諸国の相次ぐ“離脱ドミノ”」よりもね。こちらは各国の【銀行】が問題らしいけど・・・ 。結局は「お金の管理」に尽きるわけだが、アジア・麻生太郎 財務相が記者団に取り囲まれている写真を掲載。“相当なチビ”のはずだが、周りの人間も小さいことがよく分かった。(苦笑) それとも段に上がって喋っているのだろうか? アイアンクローがしやすい背丈でしたね、道端ですれ違った際には。(爆)

┣■『米大統領選』は「トランプ不利」ばかりが報じられているが、冷静に分析すれば「クリントン夫妻」より日本にとってはマシな選択にも思えてきた。(笑) 後者の方が【中国】寄りだし、トランプを出汁にして軍事費の “思いやり予算” を増大させられるのも目に見えるしね。それに彼女の大口を開けて笑う仕草は「怖い」。アメリカを、世界を変える意味ではクリントン陣営の敗北を願いたいと、今現在は思っている。

┣■『セネガルに巣くう【学校】という名の奴隷制』が酷い。また同じく『加速するアフリカ版【EU】の夢』という記事も掲載されていた。彼の地で統一された「法整備」は可能なのだろうか? 願わずにはいられなかった。

┣■『VRビデオで体感する「自閉症者」の見る世界』がちょっと衝撃的だった。こうした障害を体感できるというのは、ある意味「凄い」ことだと思う。「目隠しをする」「手足の自由を奪う」といった疑似体験とはまるで違うものだから、これは相当戸惑うはず。別に意味で「ドラッグ」っぽい気もしてしまうが、ウ~ン、悩ましい問題だね。

┣■『中国共産党イスラムは両立不能』という気になるコラムが掲載されていた。「信仰の放棄」という “踏み絵” が課されているという。【新疆ウイグル自治区】との馴染みがあまりにも少なすぎる我々だが、現状がとても心配だ。

┣■【コロンビア】で、政府軍と革命軍が停戦合意。「半世紀ぶりに訪れた平和」と伝えられていた。これも地上波では全く報じられていない話。また【日本】では「これで経済活動が活発となり、日本企業の進出が-」などといったお決まりパターンが容易に想像できるけど、今の日本企業はスピード感に乏しいからね。ライバルはある意味「死を恐れず」に危険地帯にも社員を派遣しているから。“貯蓄を食いつぶす”だけの、国自体が “老害” だとも言えるね。(苦笑)

┗■【インド】の中央銀行総裁ラグラム・ラジャンが退任。再任させないのか?(驚) 「不良債権処理問題」「縁故資本主義への回帰」が取り上げられていた。興味深い。

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