┣■21世紀も前半の中盤に差し掛かり、再び激動の時代を彷彿とさせる出来事が頻発し続けておりますが、そうした中で「地政学をもう一度見直そう!意識しよう」といった感じの本です。副題の【CIA】とか『覇権』などといった「影」「都市伝説」的な話ではないです。偽りの副題を付けないと売れないとでも思ったのでしょうか? *陳腐*
┣■発行日からまだ2年半ほどしか経っていないわけですが、最新版を見聞したくなるような詳細な・重厚な解説ぶりに脱帽! これまでの全世界の地政学の歴史を大まかにですが網羅されており、なかなか興奮させるのもがありました! 表紙の絵柄が何やら意味深に感じたのは私だけでしょうか ?? 目次をご覧下さい。
┣■高校の時に社会は『世界史』を選択していたのですが、英語教師との格闘から不登校となり(ヤッちまいそうだったのでね、自粛したんですよ、私が。(苦))、まともに学べませんでした。あの時に大好きだった『歴史』をもっと深く学べていたら、一体どんな人生を送っていたかと思ってしまう。そんなちっぽけな私も、もちろんどこかしらの地域・地政学によって人生を左右されているわけです。(苦笑)
┗■日露・日中・大東亜とあれだけ『地政学』を利用していた我が日本ですが、今ではすっかり後手に回りっぱなしです。『沖縄問題』すら解決に導けない情けない状況です。周辺海域は『中国船籍』に蹂躙され、なんとか【海上保安庁】で守り凌いでおりますが・・・ すぐ隣に二大超大国がいるってことをもっと強く認識すべきだと私は思います。馬鹿なことばかりやっている暇はねぇんだよ!ホントに。