白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

満蒙をめぐる人びと

 

満蒙をめぐる人びと (フィギュール彩)

満蒙をめぐる人びと (フィギュール彩)

 

┣■素晴しい! 明治以降の【日本】の「対中戦略」を知る上で、とても上手くまとめられています。馴染みのない・歴史の闇に葬られた?実在者を紹介する形で、その歴史の扉を次々と開いていく様はお見事です! また小さいながらも実在写真も多く掲載されており、当時当地を想像するのも容易です。手頃なサイズと見開きやすい質感。本当に感動しています!(^^ゞ

┣■我が故郷には石原莞爾がいたりするのですが、恥ずかしながら40手前になって興味を示しました。一番近いのは母校の先輩である大川周明なのですが、地元では偉人の話はほとんど聞いたことがありませんでした。まさに忙殺されたのだと思います。。。

┣■また70を超えた叔母が満州から引き揚げてきたことも、つい最近になって偶然知り、これら資料本を読み漁っていたので、思わず感嘆の声を上げてしまいました。ロスケが訪れてきた話など、実際怖かったそうです。

┗■過去の歴史を知らずにこの世を去るのか/過去も知ってこの世を去るのかは個人の自由ですが、私は「過去を知って」この世を去りたいです。40を過ぎて突如襲われた住居トラブルによって、再び職を失うことになりましたが(苦笑)、これも良い機会と捉え、毎日このように調べ物をしながら*パコパコ*ブログを書いています。 いつの日か、自分もこのような歴史書物・検証など書いてみたいと思います。「書く」と誓いたいねぇ、生活にもっと余裕があれば。(^^ゞ

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