白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

うわさと俗信 民俗学の手帖から

 

うわさと俗信

うわさと俗信

 

 ┣■どうやら再販みたいですね。

うわさと俗信 民俗学の手帖から

うわさと俗信 民俗学の手帖から

 

┣■再版で内容も変わらないとするならば、『トイレの花子さん』も今や20年近くも前の話 ??  私の世代は断然『口裂け女』であり、それよりも前の世代になると『赤マント』とかになるのでしょうか? そんな子供の頃に大変怖がった「うわさ話」の検証と、『伝承:言い伝え』の検証をされた本です。細かく区切られて紹介されておりますので、気になったものからすぐに読めるのも楽しい・良いと思いました。

┗■ そう言えば最近はこの手の妖怪話は聞かなくなりましたね。『人面魚・犬』以来、とんと聞かないんだけど? 考えてみれば今の時代、行き過ぎた感のあるTV・メディアによって妖怪以上の化け物と化した「お馬鹿タレント」が乱立してますからね。性別すら分別できない有り様で。『LGBT問題』をこうしたタレントを介して訴えてようとしている気配を感じますが、それは根本的に違うと思うんですよね。彼ら彼女らはあくまでもタレントですから。「稼げる時に稼いでおけ!」という嫌らしさを感じてしまっているのは私だけでしょうか? 身体的に真面目に悩んでいる方も実際大勢いると思います。うわさ・俗信だけで終わらせず、真剣に向き合っていきたいものです。

f:id:jnsk_jojo:20160611031019j:plain

f:id:jnsk_jojo:20160611031027j:plain