白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

日本人の考え方世界の人の考え方 世界価値観調査から見えるもの

 

┣■「白書・統計」的な本で、DB好きの私にとっては堪らない。早速手に取ってみました。『世界価値観調査』すごく魅力的な資料です。(^^ゞ

┣■「個人の生活観」「社会観」「政治観」「国家・国際社会観」と、調査が行われた世界各国間の比較が数多く図表で示されています。解説もシッカリとされており、これはいいですね。海外留学など行かれる方や、日本以外の人の意識に興味がある人には一読しておきたい項目が多数掲載されていると思います。補足欄も考えるとA4サイズの大判でもよかったように思いますね。大きいと売れにくいのかな?(笑)

┣■データも捉え方・範囲によって “見た目をごまかせる" ことは『伊勢志摩サミット』での内閣府ブレーン・外務官僚・財務官僚らが世界的にも露呈しましたが(本当に恥ずかしいです。あんな出来の悪い・夏休みの小学生の自由研究みたいなもの。*バーカ*、*面汚し*、*小学生か*、*舛添要一*と共通点多すぎるぞ!(怒))、全て完璧とは捉えずに「こうした傾向もあるのだな」という目線で見たいところです。いいデータが集まっているとは心底思いましたけどね。

┗■至極真面目に論じられているので、終章での筆者の見解を知ってから各章目を通されるのが取っつきやすいと思います。「統計」は上手く活用したいところです。「面倒臭そう」などと言わず・諦めないで!(笑)

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