┣■小さなイラストがちりばめられて、なんだかちょっとワクワクさせる表紙ですけど、文字ばっかりの(少し表やグラフはあるが効果的ではない)典型的な翻訳本でした。(苦笑) ラインマーカー・ペンが必須ですかね。(^^ゞ
┣■DNAと言えば、今では捜査上での絶対的な証拠として確立した立場を維持するまでになりましたけれど、ここにきて安易な『遺伝子検査』がかなりあやふやであることを指摘する主張も増えてきました。そういった意味で私にはちょっと“眉唾もの”で読んでしまった感が否めません。
┗■確かに歴史的にも“大きな転換点”で『遺伝子』も変化してきたと思うんですよね。「適応」するために。これを論じるのであればもう少し分かりやすく・ビジュアル的にもデータを添えるなどして欲しかったかなぁ。ただあまりにも突き詰めると、それこそ「人種差別」問題とかに繋がりやすいんだけどね。ただ調べたくなるのはよく分かります。家畜などを見ても「品種改良」したがるからね、人間って生き物は・・・ 。