日本が世界地図から消滅しないための戦略 用意周到な大国 用意周到でない日本

 

┣■本書は近代【日本】とよく似ている、紀元前に地中海で覇権を握っていた【カルタゴ】(現在の【チュニジア】辺り)を例に挙げ、国家が滅亡するに至ったその背景を熱く語っています。いわゆる今最も再注目すべき『地政学』なのですが、単なる現在の情勢を語られるよりは、こうした過去に似た国を題材にしてもらえると、より今現在の深刻ぶりが理解できて良いと思います。

┣■技術的には現代のインターネット=情報政策から、または人口動態の変移まで【カルタゴ】の栄枯盛衰と比較され、グングン読み進められていくでしょう。適度な資料も添えられており、若年層にもそれほど苦痛なく読めるはずです。

┣■大国は今も変わらずこうした「用意周到な構え」を維持し続けている。それに引き換え、先の大戦で敗戦を喫した我が【日本】と言えば「用意周到」出来ているとはとても言えない・・・ 

┗■右派傾向を感じさせる書物でもありますが、昨今の左派の「平和ボケ」も確かに否定できません。昨年【国会】前で若者達が訴えていた「普通に恋愛をして、普通に結婚をして、普通に暮らしたい」との思いを実現するには自国がシッカリする事も大事ですが、周辺諸国との緊密な連携・信頼関係を築いていかなければなりません。“他人任せ”で済ませられていた『戦後社会』は70年も過ぎて終わりに近づいた・新たな政策を打たなければならないことを国民皆が痛感すべき時なのだと私は強く思いますね。ハイ。

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