┣■今ではすっかりと下火になってしまった感のある(皆飽きちゃったのかな?)『都市伝説』的な【影のCIA・ストラトフォー】なる元幹部が書いた未来予想図です。
♪ほおら~、前を見てごーらん~。アレが・あなたの歩む道ぃ。ほおら~前を見て
ドリカムの未来予想図じゃなくて、キロロの未来へという曲だった。(苦笑)
┣■本書の良い所は現状からの予測で単なる「当たり/ハズレ」を述べているのではなく、古の歴史背景から語っているところですかね。一部でかなり「数」など決めつけちゃってる部分も見受けられるのですが、流れの方を考慮しましょう。「それもそういう考え方をする人もいるんだなぁ」という程度のものでいいと思います。まあぶっちゃけ新ネタ探し的な本でもあるわけです。なんせ近未来2030年の予測なのですから。(笑)
┗■著者の主張と共に資料図・統計などが掲載されているので、そこから「本当かな?」と自分なりに考えてみる。またそれには他書の似たものなども参考にするといいでしょう。『地政学』を学ぶきっかけにはなる本です。本書が必ずしも「正解」というわけではありません。だって未来ですもの。『為替』の動向すらまともに予測できないんだから。(大笑) ラストに掲載された『人口と貿易』の統計を元に国力を測り、気になった章を読むといいかもしれません。ハイ。