白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

満洲 記憶と歴史

 

満洲―記憶と歴史

満洲―記憶と歴史

 

┣■山本有造コレクションです。(^^ゞちなみに本書も図書本です。改めて買おうかなぁ。。。

┣■もうかなりの数の関連本が出回っている【満州】ですが、他書ではお目にかかれない当時の資料が『白書』ばりに掲載されています。各業種・業態・人口などが判ってこそ、その真実味が確かめられるというか。そうした裏付け作業って大事だと私は思います。けれど【満州】って引き揚げ時の悲しい出来事があったりするから、当事者の口もなかなか開いてくれないんですよね。私の親戚の伯母も出だしは語ってくれたのですが、深い溝の部分は口を閉ざしておりましたので・・・ 。

┣■この手の話はやはり【NHK】がもっぱら取り上げるわけですが、昨今では「データが捏造されているのではないか」といった揶揄する声がネット上でも見受けられ、本当のことを伝えているのか疑心暗鬼になることも。(苦) やはり書物で何冊も揃って欲しいですねー。

┗■建築物の構造図まで掲載されており、当時の声も拾い上げ、その時の光景が目蓋に浮かびます。当時4千万人を超えていたそうですから、立派な大国です。その「記憶と歴史」を貴方も覗いてみませんか?

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