白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

世界の多様性 家族構造と近代性

 

世界の多様性 家族構造と近代性

世界の多様性 家族構造と近代性

 

┣■分厚い本ですが、これは既刊本2冊を1つにまとめたためだとか。翻訳本として1冊にしちゃったんですね。心して取りかかれよ!(笑)

┣■しかし結構読みやすいです。データが豊富に掲載されています。小見出しがテンポ良く、読み進められます。

┣■経済が停滞し始め「家族崩壊」が先進国でも多く見受けられるようになった今、本書が掲げる「家族構成」を深く見つめ直すことはとても為になると思います。将来予測はともかくとして、「家族」の形態を見つめ直し、世界の形成を市民・世帯として考えられるのは面白いですね。外の世界と常に闘う姿勢を取らねばならぬ中国と/のほほんと我が道を貫ける日本など(笑)、21世紀に入った現世と比較してみるのも一興です。┗■ただし私のように親類縁者と疎遠になった「単身者」が急増していたりしますけどね。これも結構予測できていたりしますが、数字上「間引き」されちゃうだけでしょうかね ?? (苦笑)

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