┣■舞台は【フランス】プロヴァンス地方の農村。1960年代、大戦を終えた世界の国々で『理想郷』を求めて立ち上がった軌跡の一つですね。こうした『共同体』は【インド】ではまだ健在のようですし【スペイン】や【アメリカ】などでもそうした輩の名を聞きます。日本国内にある『共和国』とは全然レベルが違う本格派。(笑) 本書は上下巻に分かれて詳細に綴られております。
┣■まあ目次にもありますように『共産主義』的な展開が待ち受けているわけですが、なかなか自由を謳う【フランス】でも難しかったようであります。しかしよく書いてますね、コレ。(笑)
┗■細かく区切られておるのですが、外国書物にありがちなほぼ文面オンリーです。時間を要すると思って気長にその世界観に浸って下さい。私はパラパラ読んだ程度ですが、長旅をする際にでも一緒に持ち運びたいと考えています。(^^ゞ