白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

PRESIDENT (プレジデント) 2016年5/2号 金持ち父さんの「マナー」入門

 

PRESIDENT (プレジデント) 2016年5/2号

PRESIDENT (プレジデント) 2016年5/2号

 

┣■眼球疲労でテレビ・パソコン作業を中断。ソファーベッドの上に寝そべり・左目を指圧しながら案外早く読み終えることができました。(^^ゞ

┣■今号は「お金持ち」というよりも「ビジネスマナー」教義書です。これらを実践するように心掛ければ「お金」は子孫永劫に渡って増えていきますよ!といった内容。まあ「家庭崩壊」が増えているこの世の中で、一体どれだけの人が「財産相続」を望んでいるのかは定かではありませんが(苦笑)、案外自分のような「四十過ぎの独身かつ無職」の者でも読ませるものがありました。ウン、よく編集・編成されていると思いますよ。さすがは「待合所で読みたい雑誌ナンバー1」だけのことはありますね。(笑) マンガが非常によく描けています。新入社員ならびに就活者は読んで知っておくべきかと。

┣■【鴻海精密工業】関連記事が2本、テリーゴウ 董事長の“裏の顔” を伝えており興味深かったです。

┣■『橋下徹 通信』なんてミニコラムが始まってます。初回に取り上げたのはドナルド・トランプ氏でした。日本の独裁者?と呼ばれる男の弁明が綴られております。(苦笑)

┣■年初を象徴する『謝』をテーマに「乙武問題」について、武田砂鉄ライターが鋭い指摘をされていました。ほぼ私も同意します。夫婦揃っての謝罪文は選挙を意識してのものとの指摘もされておりますけどね。負の側面ばかりが伝えられますが「五体不満足」で5人と不倫をしていたという“希望”を「障害者の性問題」へ与えた影響も評価されるべきだと私は思います。もちろん「女性と不倫」だけでなく「男性と不倫」という逆のケースも十分に考えられるわけです。メディアにはそちらへも焦点を当ててみるべきだと思いますけどね。一家庭の問題ではなく、障害を抱える者の社会問題として。

┣■特集の「お金持ち」に関する話では、後半のインタビュー記事:ジム・ロジャーズ氏とも繋がるのですが、合わせて読めば「円」の価値下落で「ドル」資産の貯蓄が強く印象に残るはず。「使いたいときだけ円に還元する」という新興国で見られる現象がこの日本でも果たして起るでしょうか ??  ちょっと迷い始めています。(^^ゞ

┣■今号は二大連載コラムがともに良い指摘をされていました。全く同意ですね。

┣■企業の活路【三菱電機】。見開き3頁に渡り、よく描かれています。若かりし頃、大船にある総合研究所を実際に訪れたことがあり、とても懐かしく読ませて頂きました。当時は寝泊まりするホテルを確保するのが大変でしたね。(苦笑)

┣■今号も茂木健一郎氏のコラムが秀逸でした。「欠落はゼロではない」「自身は創造し、得意な者にそれを実現させればよい」という実例を幾つか挙げられて大変面白かったです。アインシュタインは他にも「若い女がとにかく好き」だったみたいですが。(笑)

┗■思い返せるだけでこれだけ挙げられました。今号はあちらこちらに光るネタがちりばめられていました。ヒントを貰える人は結構いるのではないでしょうか? *Good Job!*

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